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寒いの嫌い。暑いのもっとキライ。

愛しく苦しいこの夜に

Fantasy!拾壱 - モーニング娘。

発売日 - 2010年12月1日
発売元 - ZETIMA
品番 - EPCE-5735
盤種 - CD

 

亀井さん卒業記念に作られているのがミエミエの逸品。
初めて聴いた時、アニメのテーマソングと勘違いしたけど、
気がつけば今日もカーステから流れているそんな唄^^

正直ダイスキである。

 

 

シンプルな曲だと思う。
しかし淡々と疾走するこの曲が個人的にはアルバムの中で一番印象に残った。

歌は亀井がメイン。
曲調はマイナー調のせつな系。
この曲調がまた亀井の声にぴったりはまっている。
リーダー高橋愛田中れいなも歌唱においてはもちろん負けていないが、声質であったり息づかいであったり歌唱のクセであったり、このせつなさのニュアンスは亀井にしか表現できない世界だ。

抑揚を抑えた亀井の声がせつなさを増幅させ、さらにバックトラックも無理に盛り上げようとせず、あふれる想いを心の中にグッとしまうかのように抑え気味。
淡々と聴こえるかもしれないが、それが曲のさわやかさにつながっていると思う。

そう、さわやかな曲だと思う。
ギターが淡々と走り抜けることで曲に軽快さとさわやかさを与えており、その他の音もあまり重ねておらずシンプルだ。
春風のように、まだ冷たさも残るけど、どこかこれからの未来に希望があふれてくるような、そんな印象を受けた。

亀井の声を中心に、メンバー全員の声が入れ替わりかぶさる。
まるで亀井をみんながフォローしているかのように。

亀井が卒業して、彼女のパートを誰かが歌うことになったとしたらきっと印象がガラッと変わってしまうだろう。そんな夢の泡沫(うたかた)のような儚さをあわせもった曲。

 

以下絵里さんコメント<byミューサタ 

 

 ノノ*^ー^)<最後卒業する前にこのアルバムに参加できることが、とりあえずもう、本当に大喜びしていて。レコーディングするときも、もう一曲あるかな、もう一曲あるかな、この曲で最後かなと、緊張感とか切なさを感じながらやったんですけど。メンバーの顔とか、ファンの皆さんの顔とかをいっぱい思い浮かべながら録った、一生懸命歌った曲なので、たくさんいろんな人に聞いてもらいたいと思います!

うん。絵里さんの言うとおりであるw